--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009-02-08(Sun)

補足 01.絵本象徴の拡張

何から補足していこうかと考えてたら第12話考察において書き忘れがあったのに気づいた。そういうわけでそこから補足に手を伸ばしていこう。

絵本創作の「あの赤い実を食べたせいでしょうか。それともこの白い雪のせいでしょうか」の部分。すでに餌が女の子であることは述べたが、ここで赤い実を食べたとしてあるので、餌の中でも赤い実は比呂美を差すことになる。で白い雪は夢で出てきたように乃絵の事である。以上書き忘れたことその1。

さて気づいただろうか?絵本においては赤い実が比呂美で、白い雪が乃絵である。だが現実の二人のキーアイテムは真逆である。赤い実にこだわっているのが乃絵で白い雪にこだわっているのが比呂美だ。

ここでふと考える。この絵本の象徴は現実側に拡張出来るのではと。乃絵が眞一郎に赤い実を与えるのは乃絵との出会いによって眞一郎が比呂美を手に入れる事になる…それは苦味を伴うものではあるのだが…という暗喩とも取れる。比呂美の白い雪への嫌悪は乃絵への嫌悪であると。

だが、その障害となる要素がある。比呂美の雪への嫌悪感の払拭描写である。絵本象徴は現実側に拡張出来ないのだろうか。しばらく頭を悩ませる事となったが意外な所から突破口が見えた。2chにおいて乃絵の歌うアブラムシは雪虫のことであるという書き込みを見つけたのである。

雪虫 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E8%99%AB
YouTube - 雪虫
http://www.youtube.com/watch?v=ym6ABZvxOfg

北海道などに現れる雪虫は別名雪の妖精とも言うらしい。てっきりアブラムシの唄は蟻との共生を表すものだと思っていたが。もし乃絵=雪の妖精ならば、現実でも乃絵=白い雪になるはず。だったら今一度比呂美の雪に対する描写を考え直さなければならない。そう考えると比呂美の雪に対する態度は極めてデリケートに表現されていることに気づく。

 1.雪が突然嫌いになる…特に何の感情も抱いていなかった石動乃絵に対し彼女が眞一郎に近づくにしたがって嫌悪感を抱き始める。

 2.雪かきをする…眞一郎の前から乃絵を排除したい。

 3.雪の海が見たい…雪が波に飲まれ消えるのが見たい→眞一郎の心から乃絵がいなくなったのを確認したい。

 4.第13話の竹林の雪…嫌な思い出とリンクしたから雪が嫌いになっていたが、いい思い出とリンクしたから今後は好きになれるかも→眞一郎が自分だけのものになるなら乃絵も好きになれるかも。

後、アイスクリームを食べるというのも雪に対する嫌悪感の払拭描写なのだが、アイスクリームを食べるシーンは直接描かれる事はなかった。ソーダ味のアイスバーを食べるシーンはあったがあれは雪とはリンクしない。

ちなみアイスは比呂美の好物だと思っている人もいるかもしれないが、比呂美がアイスを食べるのは無駄にしてしまった1年間を取り戻そうとする行為であって、好物かどうかは別問題。好物である可能性もあるだろうと言うかもしれないが、比呂美は本当に好きなものは嫌いになったりしない。眞一郎が嫌な思い出とリンクしても嫌いになったりしないように。つまりは比呂美が雪が好きだったというのはなんとなく好きという位のもので本気で好きな訳じゃなかったと。だからアイスもまた雪と一緒に嫌いになれる程度のものでしかなかった筈。まあ今後、アイスを沢山食べるうちに彼女自身好物だと勘違いしてしまうかもしれないが。

という訳で一見して比呂美の雪への嫌悪感の払拭描写に見えるものは実は払拭描写になっていないのだ。本当にデリケート極まりない表現だと思う。正直ハイブロウ過ぎだろう。

で書き忘れその2もついでに処理しておこう。第11話考察にて地べたの飛翔と死は純の比呂美への告白まがいのスタンドプレイと玉砕としたが、これは第12話における純の乃絵への告白と玉砕である可能性も十分にある。まあどちらでも構わない気もするが。後、純=地べたは現実側には拡張出来ないと思う。純は比呂美を食べれなかったし。

なんか書き忘れのおかげで説明がスムーズに進んだな。まぐれってあるよのね。
スポンサーサイト

Comment form

管理者にだけメッセージを送る

Comment

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。